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[17a-Z08-1] 周波数サブビンによるスペクトル高分解能化の基礎検討
キーワード:離散フーリエ変換
今日、広い分野におけるスペクトル信号分析で離散フーリエ変換(DFT)が用いられている。サンプリング周波数をfs、データ数をNとすると、Δf0= fs/Nは周波数分解能と呼ばれている。信号が周波数ビン間隔Δf0内に位置する場合、信号成分は両サイドのビンに寄与し、これはスペクトラルリーケージと呼ばれている。今回、周波数分解能Δf0内に新たなビンを設置する方法の提案と、ビン間隔内でのスペクトル形状について計算したので報告する。