2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[17a-Z08-1~11] 3.8 光計測技術・機器

2021年3月17日(水) 09:00 〜 12:00 Z08 (Z08)

水野 洋輔(横国大)、西山 道子(創価大)

10:00 〜 10:15

[17a-Z08-5] ガラスおよびプラスチック光ファイバに描画した多モードFBGの動作波長帯の比較

元石 直樹1,2、野田 康平1,2、李 ひよん3、セオドシオ アントリース4、カリ キリアコス4、中村 健太郎1、水野 洋輔2 (1.東工大、2.横浜国大、3.芝浦工大、4.キプロス工大)

キーワード:プラスチック光ファイバ、ファイバ・ブラッグ・グレーティング、振動測定

本研究では、伝搬モード励起状態を制御することでファイバ・ブラッグ・グレーティング(FBG)の動作波長帯を拡大できるという性質が、プラスチッック光ファイバ(POF)中に描画したFBG特有のものであるのか、ガラスマルチモード光ファイバ(MMF)中に描画したFBGでも観測されるのかを実験的に検証した。その結果、ガラスMMF-FBGの場合は動作波長帯は5 nm程度に限られており、上記はPOF-FBG特有の性質であることが明らかになった。