[17a-Z08-1~11] 3.8 光計測技術・機器

[17a-Z08-6] 白色プローブ・参照パルス光の時分割検出後の差分による強度雑音除去における広帯域・高ダイナミックレンジ化

〇瀬戸 啓介¹、小林 孝嘉²、徳永 英司¹ (1.東理大、2.電通大)

キーワード：ノイズキャンセル、フォトニック結晶ファイバー、誘導ラマン

誘導ラマン散乱などのポンプ・プローブ法ではプローブ光(Pr)のノイズが信号雑音比を支配する。我々はスペクトル取得に向けて、フォトニック結晶ファイバーによる白色Prパルス光のノイズキャンセル法を開発してきた。光学遅延により参照パルス(Rf)とPrパルスを時分割多重化し、検出信号の多重分離後にPrとRfの差分をとる。講演では本方法の広帯域化と高ダイナミックレンジ化の試みを述べる。