[17a-Z08-1~11] 3.8 光計測技術・機器

△ [17a-Z08-7] 蛍光寿命イメージングに向けた励起光の疑似ノイズ変調によるデッドタイムレス測定法

〇山田 弘夢¹、瀬戸 啓介¹、小林 孝嘉²、徳永 英司¹ (1.東理大理、2.電通大)

キーワード：蛍光顕微鏡、蛍光寿命イメージング、圧縮センシング

蛍光寿命イメージングではパルス励起した蛍光の減衰曲線から寿命を測定する。初期に励起した蛍光のみを取得し、緩和中は蛍光を励起しないため、十分な信号雑音比を得るために長い積算時間を要する。我々はこの励起のデッドタイムをなくし、測定を高速化した。蛍光の十分な緩和を待たずに、疑似乱数で変調された励起光パルスを照射する。発光信号と、時間シフトさせた疑似乱数との相関を取ることで減衰曲線が得られる。