[17a-Z09-1~7] 3.9 テラヘルツ全般

△ [17a-Z09-4] テラヘルツ共鳴トンネルダイオード発振器におけるマルチモード発振

〇平岡 友基¹、有川 敬¹、猪瀬 裕太¹、伊藤 弘²、田中 耕一郎¹ (1.京大理、2.北里大)

キーワード：非線形ダイナミクス、共鳴トンネリング、戻り光

共鳴トンネルダイオード（RTD）発振器は, 連続波テラヘルツ光を発生可能な半導体デバイスである. RTD発振器においては,戻り光の効果により発振周波数が変化することが知られている. さらに特定の戻り光条件において多モード発振が生じることが示唆されているが, 多モード発振が生じる条件やメカニズムは明らかにされていない. 本研究では, 多モード発振が生じるためのバイアス電圧や戻り光の条件を実験的に調べた.