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[17a-Z13-1] 音響誘起電磁法を用いた服薬アドヒアランス測定の試み
キーワード:超音波、服薬アドヒアランス、測定技術
本研究の目的は、超音波を用いた服薬アドヒアランス測定の可能性を検証することである。通常の超音波エコーでは錠剤と胃の内容物を区別することは困難であるため、我々は、強磁性体を含有する錠剤を想定し、超音波照射によって強磁性体の磁化を変調し、錠剤周辺に生じる交流磁場を検知することを考えた。我々は、胃中の錠剤と体表面との間の距離を考慮して、錠剤から20cm程度の距離においても信号が検出できるかを調べた。