2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

[17a-Z19-1~12] 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

2021年3月17日(水) 09:00 〜 12:15 Z19 (Z19)

谷口 知大(産総研)、重松 英(京都大学)

10:45 〜 11:00

[17a-Z19-7] サニャック干渉計による表面弾性波の定量振幅評価

西川 大智1、立野 翔真1、山野井 一人1、岡野 真人1、能崎 幸雄1、渡邉 紳一1 (1.慶應理工)

キーワード:スピン渦度結合、表面弾性波、サニャック干渉計

スピン渦度結合により、表面弾性波(SAW)の渦度を用いて非磁性体内に交流スピン流を生成できることが確認されている。本講演では、サニャック干渉計を導入した光プローブ法を用いてSAWの垂直微小変位を定量的に評価する光学的手法について述べる。電気的に励起されたSAWとレーザー光源を完全に同期させることで、一定の位相での垂直変位を計測が可能となる。試料を横方向移動させてSAW伝播の様子を観測した。