2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.2 評価・基礎物性

[17a-Z23-1~11] 12.2 評価・基礎物性

2021年3月17日(水) 09:00 〜 12:00 Z23 (Z23)

小林 隆史(大阪府立大)、古部 昭広(徳島大)

09:00 〜 09:15

[17a-Z23-1] フラグメント分子軌道法に基づく静電相互作用解析法の開発とSARS-CoV-2スパイクタンパク質への応用

石川 岳志1、大園 紘貴1、小原 弘樹1、秋澤 和輝2、畑田 崚2、奥脇 弘次2、望月 祐志2,3 (1.鹿大院理工、2.立教大理、3.東大生研)

キーワード:SARS-CoV-2スパイクタンパク質、フラグメント分子軌道法、静電ポテンシャル

SARS-CoV-2スパイクタンパク質は、ウイルスが細胞に侵入する際に重要な働きをすることが知られており、医薬品開発の標的の一つにもなっている。従ってこのタンパク質に関する分子間相互作用解析は、新型コロナウイルス感染症の研究において重要な意味を持つ。本研究では、我々が開発したタンパク質間の静電相互作用解析法を用いて、スパイクタンパク質の受容体結合ドメインとヒト細胞のACE2受容体および中和抗体(B38)の相互作用解析を行った。