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[17a-Z23-2] X線構造解析および偏光ラマン分光法によるテトラペプチド結晶構造の温度依存性評価
キーワード:ラマン分光、単結晶X線構造解析
疎水性アミノ酸のフェニルアラニン(F)と親水性アミノ酸のグルタミン酸(E)の繰り返し構造を有するFEFEテトラペプチドを設計し、熱による構造変化を調査した。単結晶X線構造解析の結果、設計したテトラペプチドが分子間の水素結合から秩序構造を形成し、また、アミド結合間の水素結合の方向と一致するa軸の格子定数が温度に対して線形に変化することが分かった。またラマンスペクトルにおいても対応した結果が得られた。