[17p-P09-1~11] 12.1 作製・構造制御

[17p-P09-6] pn接合フタロシアニンナノロッド作製とAFMによる局所電気特性評価

〇東田 憲汰¹、小柴 康子¹、福島 達也¹、石田 謙司¹ (1.神戸大院工)

キーワード：ナノロッド、フタロシアニン、原子間力顕微鏡

有機半導体の1次元的なナノロッド構造は単結晶状のグレインバウンダリーの少ない異方成長によりキャリア移動度向上が見込まれる。本研究ではZnPc(p型)とF₁₆ZnPc(n型)を用いてpn接合ナノロッドの形成を試み、構造および物性評価を行った。また、Contact-AFMのAl蒸着カンチレバーを用いた局所的電流電圧測定から、バイアス電圧正側と負側で異なる電流特性が観測され、整流性が示唆された。