2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » グラフェン研究の進展と今後の展望~ノーベル物理学賞受賞から10年~

[17p-Z12-1~12] グラフェン研究の進展と今後の展望~ノーベル物理学賞受賞から10年~

2021年3月17日(水) 13:30 〜 18:30 Z12 (Z12)

神田 晶申(筑波大)、守谷 頼(東大)

14:05 〜 14:35

[17p-Z12-3] モアレ二次元物質の物理

越野 幹人1 (1.阪大理)

キーワード:graphene、moiré

二次元物質同士の角度をずらし非整合に重ねたツイスト二次元物質では、格子構造の干渉によって生じたモアレ模様が電子やフォノンの性質を一変させる。この講演では、近年注目されているツイスト2層グラフェンを中心に、モアレ積層二次元物質系の物性研究の現状を紹介する。超伝導を始めとする最近の実験を概観し、その電子やフォノンの特異な性質を理論的側面から解説する。