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[17p-Z17-18] 高分子の酸化還元ポテンシャルの温度係数の起源
キーワード:エナジーハーベスト、三次電池
近年のIoT需要から、エナジーハーベスト技術が注目を浴びている。例えば、熱エネルギーで自己充電を行う「三次電池」を用いて、柴田らは室温付近の温度サイクルで1.0%の熱効率を報告した。「三次電池」の実用化には、酸化還元電位の温度変化(α)が大きな物質の探索・開発・設計が重要である。本研究では、単純な構造をもつ高分子にてαを決定し、量子化学計算と組み合わせることでその微視的な起源の探求をおこなった。