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[17p-Z28-12] 液滴エピタキシー法によりInP(111)A面上に作製したInAs量子ドットのキャップ無しアニールによる形状変化
キーワード:量子ドット、自己形成、歪
我々は、通信波長帯の量子もつれ光子対実現に向けて、液滴エピタキシー法によるInP(111)A基板上の高対称性InAs量子ドット自己形成に関する研究を行っている。この材料系の液滴エピタキシー法では、キャップ層成長前のInAs量子ドットをアニールすると、量子ドットからInAsが流れ出してInAs二次元構造が形成する。今回、照射量とアニール温度をパラメーターとして、アニールによる量子ドットの形状変化を系統的に分析することにより、量子ドットからのInAsの流れ出しとその抑制機構についての考察を行った。