[18a-Z23-1~11] 12.2 評価・基礎物性

[18a-Z23-3] 有機半導体の励起子束縛エネルギー

〇吉田 弘幸^1,2、杉江 藍³、寺戸 航佑³、中野 恭兵⁴、但馬 敬介⁴、尾坂 格⁵ (1.千葉大院工、2.千葉大分子キラリティ、3.千葉大院理工、4.理研、5.広大院工)

キーワード：有機半導体、励起子束縛エネルギー、低エネルギー逆光電子分光

有機半導体の励起子束縛エネルギーは0.5 ～１ eVと大きいため、有機半導体中の電荷挙動に大きく影響する。しかし、励起子エネルギーについての信頼できる実験データがなく、議論が発展していない。本研究では、低エネルギー逆光電子分光法、光電子分光法、光電子収量分光法、光吸収・発光分光法を用いて、太陽電池材料を中心に有機半導体の励起子束縛エネルギーを精密に測定し、励起子束縛エネルギーを制御する方法を考察する。