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[18p-Z07-7] ダイヤモンドNV中心を用いた核スピン検出と制御
キーワード:量子センシング、スピントロニクス
ダイヤモンド中の窒素–空孔(NV)中心は、炭素サイトを置換する窒素と、それに近接する空孔からなる光学活性常磁性欠陥である。NV 中心のスピンは、光学的に初期化と読み出しが可能であり、バルク中で長いスピンコヒーレンス時間を示すことから、量子センシングや量子ネットワーク、量子コンピューティングといった量子技術への応用が活発に研究されている。本講演では、単一NV 中心を用いた量子センシング、特にナノスケール核磁気共鳴への応用に向けた研究について議論する。