[18p-Z09-1~14] 3.9 テラヘルツ全般

△ [18p-Z09-6] 結晶化温度の異なるポリ(L-ラクチド)の広帯域テラヘルツ分光

〇(B)大西 理志¹、三上 光瑠¹、辻 秀人¹、荒川 優樹¹、田中 三郎¹、廣芝 伸哉²、有吉 誠一郎¹ (1.豊橋技科大、2.舞鶴高専)

キーワード：ポリ(L-ラクチド)、テラヘルツ分光、X線回折

テラヘルツ（THz）波はエネルギーが数meVと低く、分子間の弱結合を選択的に捉えることが可能であるが、従来のポリ乳酸の分光研究はTHz時間領域分光法を用いた狭帯域（0.1 ~ 3.0 THz）測定が主流であった。そこで本研究では、ポリ乳酸の異なる結晶（α晶とδ晶）を温度制御により作製し、広帯域（1.0 ~ 8.5 THz）での光学特性を評価し、X線回折測定との相関を取ることで、新たな知見を得ることを目的とした。