[18p-Z12-1~5] 2.5 医用応用

[18p-Z12-4] コンプトンカメラを用いた¹⁸F-FDG PET 受診者の尿中放射能測定における放射能の算出方法の検討

〇渡辺 宝¹、加納 大輔¹、村石 浩²、榎本 良治³、片桐 秀明⁴、加賀谷 美佳⁵、石川 咲貴²、中神 佳宏^1,6 (1.国がん東病院、2.北里大医衛、3.東大宇宙線研、4.茨城大理、5.仙台高専、6.獨協医科大)

キーワード：コンプトンカメラ、ガンマ線、18F-FDG PET

我々は¹⁸F-FDG-PET検査で用いられるSUVの定量性の向上を目的とし、コンプトンカメラを用いた受診者の尿中放射能測定を行っている。尿が便器内に溜まっている時間の放射能を自動的に求めることが可能な関数を作成した。作成した関数を用いて解析した126例の投与量に対する排泄割合の平均は8.7%(RMS:4.3%) であり、従来法の結果と同等であった。従って、実臨床において無バイアスで自動的に尿中放射能が算出可能な方法を開発できた。