2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[18p-Z18-1~16] 8.5 プラズマ現象・新応用・融合分野

2021年3月18日(木) 13:30 〜 17:45 Z18 (Z18)

伊藤 剛仁(東大)、高島 圭介(東北大)

16:15 〜 16:30

[18p-Z18-11] 有機溶媒中キャビテーションとプラズマを併用した炭素材料合成

山崎 翔矢1、〇竹内 希1、高奈 秀匡2 (1.東工大工、2.東北大流体研)

キーワード:液中プラズマ、炭素材料合成、キャビテーション

有機溶媒であるキシレン中で,キャビテーション気泡を含む高速液体流中にプラズマを生成し,ナノ炭素材料を合成した。合成された炭素材料のラマン分光計測では,ポリイン由来のスペクトルが観測された。また,TEMによりチューブ状と思われる構造が観測された。これらはキャビテーションなしで合成した炭素材料には観測されないことから,炭素材料合成が起こるプラズマ反応場が大きく変化していると考えられる。