[18p-Z22-1~15] 12.7 医用工学・バイオチップ

△ [18p-Z22-6] 刺入型センサによる植物体内カルシウムイオンイメージングに向けた基礎検討

〇吉田 太一¹、泉保 賢汰¹、土井 英生¹、堀尾 智子¹、戸田 清太郎¹、高山 弘太郎¹、崔 容俊¹、高橋 一浩¹、澤田 和明¹、野田 俊彦¹ (1.豊橋技科大)

キーワード：半導体イメージセンサ、PVC膜、農業用センサ

植物刺入型水素イオンイメージセンサの他種イオン計測への応用可能性を検討した。可塑化PVCを応用した刺入型のCa²⁺イメージセンサを製作し、液中のCa²⁺検出特性を評価した。その結果、植物内の水素イオンのイメージングに成功し、Ca²⁺イメージセンサに関しては26 mV/decadeの良好な出力感度を得た。本センサを植物体内に刺入して計測することで，茎内カルシウム分布の計測が期待できる可能性を示した。