[18p-Z23-1~16] 13.6 ナノ構造・量子現象・ナノ量子デバイス

[18p-Z23-14] CdTe量子ドット超格子における量子共鳴の次元制御

〇李 太起¹、榎本 航之²、大城 一馬¹、井ノ上 大嗣²、喜々津 智郁²、金 賢得³、夫 勇進²、金 大貴¹ (1.大阪市大院工、2.理研CEMS、3.京大院理)

キーワード：量子ドット超格子、layer-by-layer法、ミニバンド

layer-by-layer法により作製したCdTe量子ドット超格子においては、隣接した量子ドット間で電子波動関数の結合（量子共鳴）が面内・積層両方向に生じている。本研究では、面内・積層方向の量子ドット間距離をそれぞれ独立に制御することで、量子共鳴の次元を制御することを目指した。また、量子共鳴の次元が異なるそれぞれの試料において発光特性を調べることで、電子状態が拡張状態（ミニバンド）を形成していることを評価した。