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[18p-Z29-5] 両面受光6接合アモルファスSi太陽電池の動作シミュレーションと構造最適化
キーワード:アモルファスSi太陽電池、6接合太陽電池、シミュレーション
本研究では、IoTデバイス向けの独立電源として、1000 luxの室内光で3.5V以上の電圧を発生できる両面受光型多接合アモルファスSi太陽電池を開発している。今回は6接合セルについて光学シミュレ-ションを行い、i層膜厚を最適化することで実験値より22%の電流増加が期待できることを示した。また、n/p層のドーピング濃度による特性の変化をデバイスシミュレーションで解析し、空乏化による開放電圧の低下を抑止するには。ある程度ドーピング濃度を増すかn/p層厚を厚くする必要性があることを明らかにした。