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[18p-Z31-11] 有機溶液処理による二硫化モリブデンのトポロジカル相転移の検討
キーワード:遷移金属ダイカルコゲナイド、二硫化モリブデン
MoS2 は近年トポロジカル物性に伴う非散逸なエッジ伝導が示唆され、量子物性やデバイスの側面から注目を集めている。トポロジカル物性を発現するためには半導体相(1H相)から2度の相転移を経てトポロジカル相(1T′相)へ転移する必要がある。本研究では活性ガス曝露と電子供与能を持つ有機溶液処理を併用したスケーラブルな手法によってMoS2の1T′相への状態転移およびその安定化を試みた。