2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[19a-Z08-1~11] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2021年3月19日(金) 09:00 〜 12:00 Z08 (Z08)

岡本 敏弘(徳島大)、金森 義明(東北大)

11:15 〜 11:30

[19a-Z08-9] 金属ナノ多量体の局在プラズモン場による多重極子遷移の解析

砂場 侑司1、笹木 敬司1 (1.北大電子研)

キーワード:局在表面プラズモン共鳴、多重極子遷移

金属ナノ構造体の表面プラズモン共鳴はナノスケールの局在場を形成することができ、これにより長波長近似の適用されない光とナノ物質の相互作用を誘起することができる。本発表では金属ナノ多量体のギャップに軌道角運動量を持つ光を形成することにより、ナノギャップに配置した疑似ナノ分子に多重極子遷移的な分極の高効率かつ選択的な誘起が可能であることをシミュレーション計算の結果から示す。