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△ [19a-Z18-3] 層状有機半導体PE-BTBT-(Cn/Cm)混合系における相競合と半導体特性
キーワード:有機半導体、液晶、有機トランジスタ
有機半導体PE-BTBT-Cnはアルキル鎖長nに応じて異なる結晶構造を示し、特にn = 6の場合は室温で分子長軸方向が無秩序なディスオーダーの構造を示す。一方、n = 6 に2分子膜型層状ヘリンボーン(b-LHB)構造を示すn = 12を混合した系では、b-LHB構造の安定化に加え、液晶相の発現様式が変化することが示唆された。講演ではこれらの材料のデバイス特性に加え、b-LHB構造と液晶相との競合について議論する。