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[19a-Z22-9] 光無線給電の長距離化検討( 2 )
キーワード:光無線給電
本実験では光無線給電の長距離化を目的とし、609 nmの固体レーザ、ARコート付き平凸レンズ、集光用GaInP太陽電池を用いて50 mクラスの長距離伝送実験を行った。給電距離48.3 m以上ではレーザビーム径が広がりレンズ(直径72.5 mm)から外れてしまうため光の到達率とシステム効率が低下した。システム効率の低下を抑えながら給電距離を延ばすためには、発散角のより小さいレーザを使用するか、レーザの発散角を抑えることが必要である。