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[19p-P01-22] ポストドーピングによる遷移金属カルコゲナイド原子層のp/n型制御
キーワード:遷移金属ダイカルコゲナイド、半導体、ドーピング
本研究の目的は、原子層特に遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)原子層への高精度なドーパント導入法の確立とそれを用いたpおよびn型制御である。本研究ではTMD原子層へ適用可能な制御性の高いドーピング法として低エネルギー原子ビーム照射に着目した。NbおよびReビームをTMD原子層(MoSe2およびWSe2)へ照射することで、均一なドーピングが可能であることを確認した。発表では詳細なドーピングの評価およびデバイス測定の結果も議論する。