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[19p-P02-13] 窒素添加したアモルファスカーボンを用いた抵抗変化メモリの検討
キーワード:アモルファスカーボン、抵抗変化メモリ
近年、研究が盛んである抵抗変化メモリ(ReRAM)の多くは絶縁体を用いており、初期の高抵抗状態から、電流を流して低抵抗の電流フィラメントを形成し、酸化状態の変化等により抵抗変化動作を行う。今回、我々は炭素を用いたReRAMの可能性を検討する中で、窒素を添加したアモルファスカーボンを用いたW/a-C:N/Pt構造において、従来のReRAMと異なり、初期は低抵抗であり、電流を流して高抵抗にRESETした後にSET/RESETの抵抗変化をする動作を観測したので報告する。