2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

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[19p-P02-1~22] 17 ナノカーボン(ポスター)

2021年3月19日(金) 14:00 〜 14:50 P02 (ポスター)

14:00 〜 14:50

[19p-P02-13] 窒素添加したアモルファスカーボンを用いた抵抗変化メモリの検討

吉原 樹1、亀田 夏美1、古市 隼大1、Nur Iyani Izzati Binti Ramli1、上野 和良1,2 (1.芝工大、2.RCGI)

キーワード:アモルファスカーボン、抵抗変化メモリ

近年、研究が盛んである抵抗変化メモリ(ReRAM)の多くは絶縁体を用いており、初期の高抵抗状態から、電流を流して低抵抗の電流フィラメントを形成し、酸化状態の変化等により抵抗変化動作を行う。今回、我々は炭素を用いたReRAMの可能性を検討する中で、窒素を添加したアモルファスカーボンを用いたW/a-C:N/Pt構造において、従来のReRAMと異なり、初期は低抵抗であり、電流を流して高抵抗にRESETした後にSET/RESETの抵抗変化をする動作を観測したので報告する。