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[19p-Z03-1] 希土類イオン添加結晶を用いた量子メモリの保存時間の向上、及び任意時間読み出しに向けたシーケンス開発
キーワード:量子メモリ
本研究では、希土類イオン添加結晶を用いてAtomic Frequency Comb(AFC)と呼ばれる量子メモリに関する研究を行った。AFCの櫛間隔を2MHzから500kHzまで縮めることに成功し、櫛本数も9本まで増やすことに成功した。その時のフォトンエコーを観測し、保存時間が延びていることを確認した。また保存した光を光学遷移からスピン遷移へと移すためのシークエンスの開発にも取り組んだ。