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[19p-Z04-5] 量子カスケードレーザを用いた中赤外域における体表の屈折率のin-vivo測定
キーワード:In-vivo、量子カスケードレーザ、中赤外
光による生体センシングの方法の一つに、全反射減衰(ATR)法がある。ATR法は、試料への光の侵入深さを入射角,プリズムの屈折率を変えることで調整できる特徴があるが、これには試料の屈折率が既知であることが前提である。しかし、試料としての体表すなわち皮膚や粘膜の屈折率は、中赤外においては前例がない。そこで今回、中赤外域における体表の屈折率のin-vivo測定を行うためのシステムを構築し、体表の屈折率測定を行った。