2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[19p-Z04-1~12] 3.4 生体・医用光学

2021年3月19日(金) 14:00 〜 17:15 Z04 (Z04)

西舘 泉(農工大)、角井 泰之(防衛医大)

15:00 〜 15:15

[19p-Z04-5] 量子カスケードレーザを用いた中赤外域における体表の屈折率のin-vivo測定

和田 芳夫1、大場 義浩1、佐々木 俊英1、笠原 亮介1 (1.リコー)

キーワード:In-vivo、量子カスケードレーザ、中赤外

光による生体センシングの方法の一つに、全反射減衰(ATR)法がある。ATR法は、試料への光の侵入深さを入射角,プリズムの屈折率を変えることで調整できる特徴があるが、これには試料の屈折率が既知であることが前提である。しかし、試料としての体表すなわち皮膚や粘膜の屈折率は、中赤外においては前例がない。そこで今回、中赤外域における体表の屈折率のin-vivo測定を行うためのシステムを構築し、体表の屈折率測定を行った。