[19p-Z10-1~15] 3.11 フォトニック構造・現象

△ [19p-Z10-2] ファイバーピグテール付きSi導波路上への量子ドット-ナノ共振器結合系の転写プリント集積

〇(D)勝見 亮太^1,2,3、太田 泰友⁴、田尻 武義²、岩本 敏^1,2,4、秋山 英文³、Reithmaier J. P.⁵、Benyoucef M.⁵、荒川 泰彦⁴ (1.東大先端研、2.東大生研、3.東大物性研、4.東大ナノ量子機構、5.カッセル大)

キーワード：単一光子源、シリコンフォトニクス、転写プリント法

量子光ネットワークの形成には、高機能なファイバー出力量子光源の利用が重要となる。Siフォトニクスを活用すれば、量子光源を高機能化できる可能性がある上、成熟した作製技術に基づいた同光源への光ファイバー実装が容易になると期待される。今回、InAs/InP 量子ドット(QD)-ナノ共振器結合系をファイバーの実装されたSi導波路上へ集積し、QD発光のファイバー出力の観測に成功したので報告する。QD光源のSi上集積には転写プリント法を用い、ファイバーが実装済みのSi導波路に対し、QD光源を後載せすることでデバイスを実現した。