2021年第68回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[19p-Z12-1~15] 2.6 放射線誘起蛍光体

2021年3月19日(金) 13:30 〜 17:45 Z12 (Z12)

南戸 秀仁(金沢工大)、岡田 豪(金沢工大)、眞正 浄光(都立大)

15:45 〜 16:00

[19p-Z12-9] X 線,粒子線,および熱中性子照射によるCa2B2O5:Dy 焼結体の熱蛍光特性

〇(M1)小宮 基1、河村 一朗1、川本 弘樹1、藤本 裕1、越水 正典1、岡田 豪2、古場 裕介3、若林 源一郎4、浅井 圭介1 (1.東北大院工、2.金沢工大、3.量研機構、4.近大原研)

キーワード:ドシメータ、熱蛍光、熱中性子

中性子は現在,多様な分野で利用されているが,その使用においては,被ばく線量の正確な管理が重要である.しかし,現在中性子の線量評価に用いられている飛跡検出器には,定量性の観点から課題がある.そこで我々は,定量性に優れる熱蛍光線量計の中性子計測への応用を企図した.本研究では,Ca2B2O5に発光中心としてDy3+を添加した焼結体を作製し,X線,粒子線,および熱中性子照射後の熱蛍光特性を評価した.