[19p-Z17-1~17] 8.4 プラズマライフサイエンス

△ [19p-Z17-3] 大気圧プラズマを用いたシクロオレフィンポリマーの表面処理効果の保持に関する研究

〇真鍋 義人¹、今井 創志¹、白藤 立¹、呉 準席¹ (1.大阪市大工)

キーワード：シクロオレフィンポリマー、親水性、表面処理

近年, ガラスと同等の透明度と自家蛍光の低さを持ちながら安価で加工しやすいという理由で, シクロオレフィンポリマー(COP:Cyclo Olefin Polymer)がガラスの代わりとして注目されている.
本研究では, 流路内の反応を光学的に解析する目的などで用いられる, 以前までガラスを接合させて作成されていたマイクロ流路チップをCOPを材料として作成することへの足がかりに,
大気圧低温プラズマを用いたCOPの表面処理効果の保持をテーマとした研究を行った.
具体的な内容としては, COPの処理時間依存性, 熱分布, 処理時間依存性について測定を行った.