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[19p-Z29-8] ESRを用いたFeドープGaNのx線照射と熱アニーリング効果
キーワード:FeドープGaN、電子スピン共鳴
GaN実用化の課題の一つとして結晶成長時にドナー型不純物が混入し低抵抗化するという問題があり、対策としてFeを意図的にドープし不純物からの電子を捕獲させる方法がある。しかし、高抵抗化には不純物濃度の104倍程度のドープ量が必要であり、電子捕獲中心として機能していないFeが多く存在していると推測される。電子スピン共鳴(ESR)を用いて、ドープされたFeの存在状態、電子捕獲中心としての有効性、他の格子欠陥形成との関連性を調べた。