[20a-A105-1~8] 8.1 プラズマ生成・診断

[20a-A105-1] イリジウム・セリウム化合物を用いた宇宙用電子源の特性評価

〇渡邊 裕樹¹、張 科寅¹、松永 芳樹¹、大川 恭志¹、田尾 幸樹²、平野 貴之² (1.宇宙航空研究開発機構、2.コベルコ科研)

キーワード：プラズマカソード、宇宙用電気推進、イリジウム・セリウム化合物

宇宙で使用するホールスラスタなどの電子源には熱電子を用いたプラズマカソードが使用されている．本研究ではこの熱電子放出材へのイリジウム・セリウム化合物（CeIr₂）の適用を評価するために，CeIr₂を用いた宇宙用電子源の1,000時間作動による劣化特性の取得を行った．また，二極管構成での温度や酸素分圧による熱電子放出電流への特性といった材料の物性についても取得を行ったので，当日は詳細な特性評価の結果を報告する．