[20a-A106-1~7] 8.4 プラズマライフサイエンス

△ [20a-A106-7] プラズマ活性乳酸リンゲル液によるマクロファージの形質発現誘導

〇(M1)出野 雄大¹、柏倉 慧史¹、田中 宏昌^2,3、石川 健治²、橋爪 博司²、中村 香江^2,4、豊國 伸哉^2,4、水野 正明³、梶山 広明⁴、堀 勝² (1.名大院工、2.名大低温プラズマセンター、3.名大病院、4.名大院医)

キーワード：がん治療、免疫

本実験では点滴液の一種である乳酸リンゲル液にプラズマ照射を行いプラズマ活性乳酸リンゲル液 (PAL) を作製し、そのPALを用いて処理したマクロファージの形態観察を行い、M2型からM1型への形質発現を調べた。PAL作製は、Ar + N₂ (10%)ガス2.0 slmを導入し、プラズマを乳酸リンゲル液に照射したPALで処理し蛍光顕微鏡にて観察した。その結果32 倍希釈PAL処理において、M1マクロファージと思われる細胞が確認された。