2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » エネルギーハーベスティングの新展開

[20a-B102-1~7] エネルギーハーベスティングの新展開

2022年9月20日(火) 09:45 〜 12:05 B102 (B102)

鈴木 雄二(東大)

11:50 〜 12:05

[20a-B102-7] 絶縁体挿入による自己組織化エレクトレット型振動発電素子の光照射に対する安定性の向上

〇(M1)栗原 啓輔1、栢口 英之1、松浦 寛恭1、石井 久夫1,2,3、田中 有弥4 (1.千葉大院融合、2.千葉大先進、3.千葉大MCRC、4.群馬大院理工)

キーワード:環境発電

環境中の振動から電力を得ることが出来るエレクトレット型の振動発電素子(VEG)が大きな注目を集めている。我々は自発的に配向する 極性有機分子の真空蒸着膜が自己組織化エレクトレット(SAE)として機能することを示し,荷電処理を必要としないVEGを実現した。従来このSAE-VEGは環境光によって発電能力を失うという課題があったため,本研究では素子構造を工夫し,絶縁層を挿入することで改善に成功した。