09:45 〜 10:00
[20a-B203-4] 溶液法IGZO-TFTのドレイン電流のオゾンによる減少と光照射による回復
キーワード:IGZO、オゾン、溶液法
大気中260~400℃の焼成温度で作製した溶液法IGZO-TFTをオン状態としたときのIDは濃度約5ppmのオゾンを暴露したとき時間とともに減少する。その減少率は焼成温度が340℃以下で大きく、340℃を超えると小さくなる傾向が見られた。焼成温度が上がるにつれてOH基によるFTIRピークとO1sXPSピークが減少傾向を示すためOH基がID減少の主因と考えられる。また、オゾンにより減少したIDは波長400nmの光照射により回復する。