[20a-C102-1~8] 9.5 新機能材料・新物性

[20a-C102-1] Ti ナノアレイ系を用いた赤外吸収増大に関する研究

〇棟方 聡一朗¹、水戸部 大地¹、鈴木 裕史¹ (1.弘前大学大学院理工学研究科)

キーワード：表面増大赤外吸収、厳密結合波解析、光学キャビティ効果

私の研究ではSEIRA(表面増大赤外吸収)の応用を目指し、触媒研究への適用の基礎構築を目的としている。以前の研究では、Au角柱とTiO₂角柱のハイブリッド構造においての研究を行った。その結果、TiO₂角柱層だけでも増大する・Au角柱追加の効果はTiO₂層が非常に薄い場合に限られることが明らかになった。そこで今回はTiO₂およびTi角柱層とバッファー層を用いた光学キャビティとを組み合わせることを試みる。