2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[20a-C106-1~9] 12.1 作製・構造制御

2022年9月20日(火) 09:00 〜 11:30 C106 (C106)

帯刀 陽子(農工大)、赤池 幸紀(産総研)

09:30 〜 09:45

[20a-C106-3] 熱化学気相成長で合成した二次元窒化炭素膜の可視光応答光触媒活性

五藤 隼登1、一方井 遼佑1、野田 啓1 (1.慶應大理工)

キーワード:有機分子半導体、熱化学気相成長、光触媒

二次元窒化炭素(g-C3N4)はそのバンドギャップが約 2.7 eVの高分子半導体に分類される。また、可視光応答性をもつメタルフリーな有機光触媒材料として盛んに研究されている。本発表では、熱化学気相成⻑によりシリコン基板上に g-C3N4 薄膜を合成した後、 g-C3N4 薄膜表面に白金(Pt)ナノ粒子を担持させた g-C3N4/Pt を作製し、両試料に対し可視光照射(波長 385~740 nm)によるメチレンブルー分解速度測定によって光触媒活性の評価を行ったので、報告する。