2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[20a-C201-1~6] 2.2 放射線物理一般・放射線応用・発生装置・新技術

2022年9月20日(火) 09:30 〜 11:30 C201 (C201)

田島 英朗(量研機構)

11:15 〜 11:30

[20a-C201-6] 電子飛跡検出型コンプトンカメラを用いたKUR炉建屋内の3次元ガンマ線分布イメージング試験

〇(PC)園田 真也1、高田 淳史1、谷森 達1、津田 雅弥1、田原 圭祐1、小林 滉一郎1、谷垣 実2、谷口 秋洋2、永井 晴康3、中山 浩成3、佐藤 大樹3 (1.京大理、2.京大複合研、3.原研)

キーワード:ガンマ線イメージング、放射線検出器、コンプトンカメラ

我々が開発中の電子飛跡検出型コンプトンカメラは光学カメラと同様の可視化原理でガンマ線の全単射画像を取得できる測定器なので2箇所以上の異なる方向から撮像することでガンマ線の定量的3次元分布が得られる.2021年12月に京大複合研のKUR炉建屋内のキャットウォーク上にETCCを設置して原子炉運転中の炉建屋内のガンマ線線量分布の測定を行った.本講演ではKUR炉建屋内のガンマ線の3次元分布のイメージング結果について報告する.