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[20a-M206-2] スピントルク発振素子を用いた連想記憶装置
キーワード:スピントルク発振素子、連想記憶、ニューロモルフィックコンピューティング
連想記憶は、入力データ列と学習データ列とを比較して最も近しいデータ列を連想する脳型計算の一種である。これを物理実装する手段として、相互作用した非線形振動子ネットワークが検討されている。本研究では、スピントルク発振素子を用いた順方向ネットワークによる連想記憶について報告する。スピンの高速なダイナミクスを利用することでノイズ除去タスクを300 nsと非常に短い時間で処理することに成功した。