2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[20a-P02-1~17] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2022年9月20日(火) 09:30 〜 11:30 P02 (体育館)

09:30 〜 11:30

[20a-P02-10] 資源量豊富な元素から構成される人工光合成システム
-カーボンナノホーン担体効果によるCO2還元触媒活性向上-

西 哲平1、佐藤 俊介1、関澤 佳太1、鈴木 登美子1、大石 敬一郎1、高橋 直子1、松岡 世里子1、森川 健志1 (1.豊田中研)

キーワード:CO2還元、人工光合成、カーボンナノホーン

これまでに、Mn, Fe, Niなど資源量豊富な元素から構成される人工光合成システムを報告している。CO2還元触媒活性の向上を目的に、カーボン担体の効果について検討した。その結果、カーボンナノホーンを用いることで、CO2還元触媒活性が向上した。さらに、Si太陽電池、Niドープβ-FeOOHと組み合わせたシステムを用いて、疑似太陽光照射下において、太陽光変換効率3.3%でCOを合成することに成功した。