2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

1 応用物理学一般 » 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[20a-P02-1~17] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2022年9月20日(火) 09:30 〜 11:30 P02 (体育館)

09:30 〜 11:30

[20a-P02-5] β-FeSi2/TiO2複合粒子の光触媒効果に及ぼす還元反応助触媒及びCrOx被覆層の影響

秋山 賢輔1、奥田 徹也1、伊藤 裕子1、牛島 幹夫1、長沼 康弘1、入江 寛2 (1.神奈川産技総研、2.山梨大学)

キーワード:光触媒、水分解、半導体複合粉末

これまでに気相成長法を用いてルチル型酸化チタン(TiO2)粉末表面にβ-FeSi2粒子が分散した複合粒子を合成し、紫外(UV)光照射下での水素(H2)、酸素(O2)発生を報告した。この半導体ヘテロ接合構造は、光電変換デバイスにおいて効率的な光吸収、光励起キャリアの分離を可能にして高効率の太陽電池を実現しており、光触媒材料においてもヘテロ接合構造による変換効率の向上が期待できる。本発表ではこの複合粉末への、複合粉末に還元反応助触媒(Pt)、及びCrOx被覆層を担持することによる水分解反応の促進について報告する。