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[20a-P03-4] ラマン散乱を利用した魚類の栄養成分の分布測定
キーワード:魚類、ラマン、食品
食産業や養殖産業の急速な発展とともに品質管理が重要視されるようになっている.その中でも食品の非破壊検査技術は重要である.市場で購入したホッケを試料とし,ラマン散乱分光法を用いて栄養成分の分布測定を行った.結果,コラーゲンや脂質などに関するピークが観測され,身の場所による成分量の違いが得られた.これらの結果はラマン散乱分光法を利用することで魚類の成分分布を測定できる可能性があることを示唆している.