2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20a-P05-1~21] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2022年9月20日(火) 09:30 〜 11:30 P05 (体育館)

09:30 〜 11:30

[20a-P05-13] Thioflavin-Tを用いた窒化ホウ素表面におけるペプチド自己組織化の蛍光観察

〇(B)前田 宙希1、早水 裕平1 (1.東工大物質理工)

キーワード:ペプチド自己組織化、二次元材料、Thioflavin-T蛍光測定

ペプチドの表面自己組織化の観察にはAFMが使われてきた。しかし、AFMでは巨視的構造の観察は難しい。そこで、ThTを用いて蛍光観察することで、ペプチドの自己組織化状況を広範囲かつリアルタイムに測定することを目指した。ペプチド・ThT混合水溶液をh-BN上に垂らし、蛍光像を観察した。溶液を飛ばして乾燥した後、AFMで同じ領域を観察した。その結果、強い蛍光を示した領域と自己組織化ペプチドが密である領域に相関が見られた。