[20a-P05-1~21] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[20a-P05-18] チトクロムc水溶液への紫外レーザー照射による凝集体形成

〇宮崎 麻衣¹、柚山 健一¹、坪井 泰之¹ (1.阪公大理)

キーワード：タンパク質、アミロイド線維、蛍光

チトクロムc水溶液に波長405 nmの紫外レーザーを照射すると、ガラス基板上に凝集体が形成することが明らかになった。チオフラビンTはアミロイド線維に特異的に吸着し強い蛍光を示すが、この凝集体でも同様の蛍光が観察された。この結果から、チトクロムc凝集体はβシートリッチで、アミロイド線維と類似した構造をもつことが示唆される。発表では、凝集体形成におけるpH・レーザー強度依存性を示し、そのメカニズムを考察する。