2022年第83回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[20a-P06-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

2022年9月20日(火) 09:30 〜 11:30 P06 (体育館)

09:30 〜 11:30

[20a-P06-6] 水晶振動子バイオセンサー上でのPCR反応プロセスのモニタリング

〇(B)熊谷 英度1、古澤 宏幸2、時任 静士1 (1.山形大工、2.山形大院機構)

キーワード:水晶振動子マイクロバランス、DNA等温増幅、PCRモニタリング

近年、ウイルス感染検査としてPCR法が注目されている。PCR産物であるDNAの検出は一般的に蛍光標識剤を用いて光学装置で行われる。本研究では、PCR産物の検出する手法として質量センサーであるQCMバイオセンサーを用いることを検討した。プライマー固定化QCM基板上でPCR反応を行い電気泳動法と比較して検証したところ、PCR反応が生じる場合に質量増加が観察できた。QCMは小型デバイスも期待され、PCR検査の測定手法が増えることが期待される。