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[20p-A101-8] Theoretical analysis of lasing stability in ultra-large-area photonic-crystal lasers
Keywords:Photonic crystal laser
我々は、フォトニック結晶レーザー(PCSEL)の大面積・高輝度化の実現に向けて、二重格子フォトニック結晶の格子点設計の深化・最適化を進めており、基本モードと高次モードの放射損失の差を、エルミート結合係数と非エルミート結合係数の両者を用いて定式化することで、超大面積(≧3mm)単一モード発振を実現するための設計指針の確立に成功している。今回、超大面積PCSELにおいて、キャリア密度分布や温度分布に起因する大域的な屈折率分布が生じた場合の発振特性の理論解析を行った結果、安定した単一モード発振を維持するためには、エルミート結合係数と非エルミート結合係数の大きさの比を適切に保つことが、重要要件の1つであることを見出したので報告する。