[20p-A102-1~10] 2.1 検出器デバイス開発

[20p-A102-3] 電荷別宇宙線ミュオン粒子束の計測に向けた検出器の開発
２）飛跡再構成に用いるアルゴリズムの開発

〇(M1)中上 直人¹、亀井 智子¹、川瀬 頌一郎¹、佐藤 朗²、中谷 聡江¹、渡辺 幸信¹ (1.九大総理工、2.阪大理)

キーワード：宇宙線ミュオン、ドリフトチェンバー、飛跡再構成

我々は宇宙線ミュオン粒子束の計測に向けた検出器の開発を行っている。磁場領域を通過する宇宙線ミュオンの飛跡の変化を飛跡検出器で検出し、電荷と運動量を決定するという原理である。飛跡検出器にはドリフトチェンバーというガス検出器を用い、ドリフトチェンバーから取得したデータの解析には飛跡を再構成する必要がある。本発表では、飛跡再構成用にシミュレーションで開発したアルゴリズムの詳細について報告する。