[20p-A102-1~10] 2.1 検出器デバイス開発

[20p-A102-4] 有機半導体と酸化ガドリニウムを用いた新型放射線検出器の開発

〇(DC)深澤 永里香¹、宮田 等¹、宮田 恵理²、勝亦 正明³、佐藤 隼人¹、小野 裕明⁴、渡辺 みのり⁴、斎藤 栄輔⁵、清野 義敬¹、梅山 晃典⁶、佐藤 誠⁶、田村 正明⁶、鈴木 崇民⁶ (1.新大自、2.足利大、3.神奈川県衛生研、4.日本歯科大、5.長野高専、6.日本カーリット(株))

キーワード：有機半導体

我々の研究グループでは無機半導体検出器のコスト面および大型化の困難性の解消を目的として、これまで有機材料（ポリアニリン）を用いた放射線検出器の開発を行ってきた。近年は製品化のための大学実験室レベルでの目標値、β線検出効率20％達成を目的にポリアニリンの調節、添加物（酸化ガドリ ニウム）の効果の検証等を行っている。本講演では製品化目標のβ線検出効率 20％を達成した検出器について、材料に関する実験結果、性能評価の結果及 びその考察を述べる。